アレルギー

息子は現在4歳。
生まれて2か月目から乳児湿疹とは違う、
ジクジクした肌になりました。

病院の診断はアトピー性皮膚炎。
ステロイドの塗り薬をいただきましたが、
ほとんど効かず、でも当時いただいていた
薬以上に強い薬は出せないといわれ、
悩みました。

その後、4ヶ月目に、丹羽療法というものにめぐりあった
ことで劇的に良くなり、5ヶ月目には旅行に行けるほどに
なったことで、いったんは安心しました。

でも、その後離乳食が始まり、
今度は重度の小麦アレルギーと判明。
(他にもありましたが、小麦が一番強かったのです)
それまで家族で行きつけだったラーメン屋さんや
餃子屋さんに行くことはなくなりました。

4歳の誕生日を迎えて数日経ったある日、
仕事に行かなければならなかった私は、
朝早くに保育室に子供を預け、米粉で作った
ホットケーキを渡して、朝食として食べさせるよう頼みました。

米粉のホットケーキを渡したつもりでした。

新幹線に乗り、私は自分の朝食分として持ってきた
パンを食べようとすると、
それはパンではなく、ホットケーキ。

そして保育室に渡したものは、
私の小麦のパンだったのです。

あわてて保育室に電話しましたが、
すでにパンは食べてしまっていました。

「このおこめのパンおいしいね!」
そう言って食べていたそうです。

小さい頃、小麦アレルギーだと判らずに、
うどんを2本食べさせた後、
顔全体が別人のように腫れ、
ものすごく苦しませた思いが
よみがえりました。

ドキドキドキドキ・・・・・・・

ところが、
子供はアレルギーが出ることもなく、
いつもと変わらない元気で
いたそうです。


・・・・あれ?

もう治ったのだろうか?

お米だと思い込んでいたから出なかったのだろうか?

わかりません。

でもそれから少しずつ、小麦を食べる機会を作りました。

そして半年程経った今日、
通っていたラーメン屋さんに子供を連れて行きました。

「このチュルチュル、ぼく、たべてもいいの?」

そう言いながら沢山麺を食べ、
にこにこしている子供を見ながら、
こんな日が来ると思えなかった日もあったことを
思い出しました。

これからいろんなものを
いっしょにたくさんたべようね。

米粉のホットケーキも
米粉のうどんもタピオカの麺も
卒業です。
いままで助けてくれてありがとう。



お読みくださり、ありがとうございました。  


Posted by ゆき(ごんた) at 22:06Comments(5)