泣く

昨夜は、家族で劇団四季の「人間になりたがった猫」を観に
いきました。

子供が楽しめる内容になっていますが、
大人も充分楽しめました。

感動して泣いてしまいました。

今回の劇だけでなく、テレビやビデオを見ていても
よく泣きます。子どもから「ママはよく泣くよね」と
呆れられてしまうほど、よく泣きます。
本や新聞を読んでいても泣きます。

でも
少し前までは、こうじゃなかったな。

20代前半だったある日、
作った資料を何度も上司から突き返され(それも
怒鳴られながら突き返された)、
お昼休みも取れずに、資料をなおしていたら、
くやしくて情けなくて、涙が出てきました。
そこに、
他のグループの先輩(男性)が来て、
「あれ?おまえ、もしかして泣いているの?」
と、声をかけてくれました。

「ふーん。泣くって言うのは女の特権だろ!
かわいそうだと思ってもらいたいのか?
仕事に女も男もないんだよ。
仕事をしていて泣くなんて最低だ!」
と言われました。

びっくりして、恥ずかしくなって、その場で涙は止まりました。
そしてそれ以来、
どんなにきつくてもつらくても、感動しても、喜んでも
泣くことはできなくなりました。
泣きたくなると、
泣いたらいけない。泣いたら負け。泣くのは恥ずかしいこと。
みたいな思いが湧き上がるのです。
特に仕事中泣くことはなくなりました。


それからずいぶん経って
会社を辞めて、
カウンセリングの勉強を始めて、
CTIジャパンでコーチングの勉強を始めて、
「今、自分が何を感じているのか。」を大切にするように
なってから、
また自然と泣くようになりました。

仕事中、
相談を受けていて自然と涙が出ることがあります。
コーチングしていて自然と涙が出ることもあります。
そしてそれらは、自分では気がつかないことが多いです。
気がついても、そのままにしておきます。
それは、相手に同情する とか、相手と同化する とは違う感覚です。
心の底は穏やかな感じ。とても不思議な感覚です。

今は、
泣くことはいけないことではない。
自然なこと。

そう思うようになりました。

どんなにつらくても泣いてはいけないと思い込んでいた、
あの頃があったからこそ、
今、そう思えるんだろうな。

そんな経験をくれた上司や先輩に、
今、ものすごく感謝しています。

お読みくださり、ありがとうございます。





  


Posted by ゆき(ごんた) at 22:41Comments(3)

お漬け物

一緒にお仕事をさせていただいている方で、
お漬物をくださる方がいます。

その方は、元農家とのことで、
今でも私と一緒に仕事をするほか、
他のお仕事もしているのに、
お米とか野菜も沢山作っています。

そして、
「余ってしまうのがもったいないから」
と、
どっさりと季節ごとの野菜を玄関に置いておいてくださったり、
私の家の庭に穴を掘って長ネギを植えておいてくださったり、
うちの食生活を豊かにしてくださいます。

最近は、お漬け物!
特にたくあんは絶品で、いただいてもあっという間に
食べ終わってしまいます。

おいしくておいしくて、
何度も何度も「おいしいよおいしいよ」
という私に、
「そうなんだよ。うちのは最高なんだよ」
と答えるその方。

そういえば、
その方は、私が話すことがどんなことでも、
口癖のように、でも心をこめて、
「そうかもしんないなあ、そんなこともあるかもしんないなあ」
とおっしゃってくださいます。
どんな時でもとても肯定的に受け入れてくださるその方といると、
いつも勇気が湧いてきます。

その方は現在70歳手前。男性です。
とてもお友達が多い方です。
一緒に道を歩いていると、
タクシーの運転手さん、会社員の方、
お店の方、
女性、男性、若い方、年配の方。
いろいろな人がその方に声をかけていきます。
そして、皆さん、その方に会えてとても嬉しそう。

誰のことも否定しない、その方の生き方に、
とても惹かれています。

単年度で請け負っている仕事だけど、
来年度も一緒にお仕事したいなあ。

お読みくださり、ありがとうございます。


  


Posted by ゆき(ごんた) at 00:02Comments(3)

人事ライブカフェ 開催します。

気がついてみたら、もう2月。
2007年1月末に開業してすでに2年経ちました。

特にこの1年は、たくさんのすばらしい方々と出会いがありました。

ここには書ききれないほどたくさんの感動がありました。

そして、たくさんのお仕事に出会いました。

その1つに
「若年者地域連携事業」というものがあります。
長野県の若い方(ここでは概ね高校生から30代まで)
が自立し、いきいきと活躍できる社会を目指して、
長野労働局やハローワーク、学校、長野県、地域社会が
一体となって、キャリア支援の輪を広げていく事業です。

私は、この事業の中で「人事ライブカフェ」というイベントを
月1回程度の間隔で開催する仕事をしています。

さまざまな企業のトップの方や人事の方を講師としてお招きし、
普段なら聞くことのできないことを聞きながら、
色んな価値観や仕事に対する情熱に触れ、
その企業が欲しいと思っている人材などの情報を
入手してもらいたい。
一般的な、常識的な話ではなく、
ナマの話をライブで聞くことで、
その企業が持っている空気感も含めて感じてもらいたい。
普通ならできない社長への質問も、この際してもらいたい。

1月の開催ができなかったので、
2月は6日(金)と19日に開催します。

日時:2月6日(金) 17時から
場所:もんぜんぷら座 5F 501会議室
講師:株式会社アスク
    (ほっとパル発行・広告代理店)
   代表取締役 小山秀一氏
   ほっとパル副編集長 山岸 佳應理氏

講師よりメッセージ(講師:小山 秀一氏)
実年齢は60歳、見た目は年齢45歳。
頭の毛を除けばあとは若者に負けないと豪語する社長。
社会に出たのは今から約38年前。今も当時も就職は厳しい時代。
厳しい時代に狭き門をかいくぐり誰でもが知っている会社に就職しながら
周囲の引き止めを振り切り、13年後に脱サラ。
唯一妻だけが家族を路頭に迷わせる人ではないから脱サラOKと暖かく送り出した。
それから25年。億という借金をものともせず、朝は3時半起き会社に着くのは4時半。
こんな風変わり社長の話、聞く?

講師よりメッセージ(講師:山岸 佳應理氏)
こんな風変わりの社長の門をたたいたのが約3年前。
ただ、明るさ、素直さ、管野美穂風の風貌を除けば取り柄ナシの私が今や、
並いる経営者の前でも講演できる人間に成長した。
その秘訣をアドバイスいたします。
社長、社員が本音で語る仕事の喜び、社会の喜びを聞きに来ませんか?

申し込み:不要
対象:高校生以上および休職中の若年者
    (30代まで)
主催:若年者地域連携事業推進センター受託企業
    株式会社コミュニケーションズ・アイ
詳しくはこちらをご覧ください。
  http://www.comm-i.com/04_renkei3.html
 

どうぞお気軽にお越しください。
心よりお待ちしています。

お読みくださり、ありがとうございました。
  


Posted by ゆき(ごんた) at 18:20Comments(0)