沈丁花
家の玄関の前に去年植えた沈丁花の花が
今日初めて咲いていました。
夜遅く、家に帰ったら
咲いていました。
神奈川の実家の入口脇にも沈丁花があって、
毎年3月になると
うっとりするような香りとともに
咲いていた花。
その香りと一緒に
進級や卒業といった節目を毎年迎えていました。
ふっと香ると一瞬にして子どもから大人にかけての
さまざまな想いがよみがえってきて、胸がいっぱいになる。
子供達もきっと
この長野で、この香りで
節目を迎えて行くんだろうな。
私のときは3月だったから、
香りとともに悲しみや虚しさが胸にあふれてきたけど、
長野の沈丁花は4月だから、
きっと子供達は、この香りをかぐと
ワクワクや希望が胸にあふれるに
ちがいない。
そうなってくれたらとても嬉しい。
お読みくださり、ありがとうございます。