「ポジティブ心理学~良き仕事、良き人生のために~」セミナーはお席残りわずかです

ポジティブ心理学はWikipediaでは、
「ポジティブ心理学(ポジティブしんりがく、英語: positive psychology)とは個人や社会を繁栄させるような強みや長所を研究する、近年注目されている心理学の一分野である。ただ精神疾患を治すことよりも、通常の人生をより充実したものにするための研究がなされている。」
とあります。

「病気にならないようにするにはどうすればいいか」ではなく、「もっと幸福になるにはどうずれば良いのか」を科学的に検証している学問です。

また、企業でおこなうメンタルヘルス対策の新しい視点としては「ポジティブメンタルヘルス」という言葉が使われています。
ポジティブメンタルヘルスは、社員ひとりひとりがいきいきと働き、職場や組織が活性化するための対策を考え実践するものです。


ここ数年ポジティブ心理学を学び、カウンセラーとして個人の問題や悩み、ハラスメントの対応を行えば行うほど、ますますこの学問の必要性を感じています。

とはいえ、セミナーでは難しい学術的な話ではなく、より身近な内容に焦点を当てて、参加される方の幸せのための小さな一歩を提案していきます。

とても楽しく、身になるセミナーです。
私はもう何回もダニエラさんのセミナーに参加していますが、毎回新たな学びと終了時にはほっこりとした温かさに包まれています。
そして、実践しています。

9月2日(土)に開催する「ポジティブ心理学~良き仕事、良き人生のために~」のお席は残りわずかになりました。

ぜひこの機会に長野でポジティブ心理学を学んでみませんか?  


Posted by ゆき(ごんた) at 23:22Comments(0)

ポジティブ心理学セミナー開催のお知らせ

ポジティブ心理学~良き仕事、良き人生のために~

ポジティブ心理学は“1998年に構築された新しい心理学の分野です。
マイナスの心理状態を研究してきた従来の心理学から発展し、「人が“幸せ”になり、充実した人生を送る」ことを目的として様々な研究が行われています。
実際、従業員の幸福度の高さがビジネス現場において良い影響を与えている、という研究結果もあり、カリフォルニア州立大の研究チームが行った調査では幸福度の高い従業員はそうでない従業員に比べ『生産性』が30%、『営業成績』が37%、『創造性』が3倍も高かった、という結果が得られています。

大好評をいただいた昨年11月に続き、今年もドイツより心理学者・コーチ・トレーナーとして活躍するダニエラ・ブリッカン氏を長野市にお迎し、ポジティブ心理学の基礎を学ぶと共に、皆様の日常や仕事の現場でどう役立つのか、そのヒントをお伝えしていきます。

逐次通訳が入りますので安心してご受講いただけます。


※セミナー開催概要※
●日 時:9月2日(土) 10:00 ~ 18:00      
(開場:9:40)

●場 所: ※長野県長野市南千歳 1-3-12 アイビースクェアビル 3階    
モリヤホール 長野駅徒歩 5 分

●会 費:15,000円(税込, 8/14迄の振込の方) 
    18,000円(税込, 8/15以降の振込の方)

※お申込み後、1週間以内に以下の口座までお振込ください。
八十二銀行 長野支店 479194 キャリア&ライフ 小野幸子 (キャリアアンドライフオノユキコ)

●講 師:ダニエラ・ブリッカン氏 
 ※当日は逐次通訳が入ります(逐次通訳者:池島良子氏)

●お申込み/お問い合わせ:メールにてキャリア&ライフ小野宛てにお申込みください。
 メール:sakuitsu@nifty.com
  


Posted by ゆき(ごんた) at 01:39Comments(0)

ポジティブサイコロジー医学会

10月22日土曜日に京都で開催された日本ポジティブサイコロジー医学会の学術集会に行ってきました。

この学会は、
「日本ポジティブサイコロジー医学会とは、ポジティブネスという状態が心身、
および人々の健康にあたえる影響を医療面から考え、ポジティブネスのサイエンスを広めることを目的とした医学会です。」
と謳ってあり(HPより http://jphp.jp/ )、心理学者、医学者だけでなく、様々な立場で研究、実践を行っている方々のお話を聴くことができます。

海外の取り組みではなく、日本での取り組みを知ることができるこの機会は、とても貴重。
25日に長野産業保健総合支援センターで「働く人のポジティブメンタルヘルス」という
セミナーを行う予定なので、そこで今回の学会の内容をお伝えしようと思います。

ポジティブサイコロジーの研究分野の1つに「レジリエンス」があります。
レジリエンスは、健康な人に役立てることができるだけでなく、運動習慣やメンタル不調で仕事を休職している方の復職支援にも役立つ等の発表もあり、とても勉強になりました。

11月3日に開催予定の「折れない心を育てるためのレジリエンスセミナー」

若干ですが、お席をご用意できます。
(以前掲載したご案内を誤って削除したため、お問い合わせは、コメント欄または、sakuitsu@nifty.com までお願いします。)

是非、長野にいらしてくださいね
  


Posted by ゆき(ごんた) at 17:24Comments(0)

繋がる

昨日、実家の近所に住んでいた、幼なじみからメールが届きました。

ナガブロ経由で!

何年ぶり?何十年ぶり?
20年ぶり?

長野に来て20年。
今を生きることに精一杯で、過去を振り返る余裕がなかったけれど、
インターネットのおかげで幼なじみとまた繋がることができて、
幼なじみのおかげで、子供の頃の自分に繋がることができた気がします。

嬉しかった。

連絡をくれてありがとう。
  


Posted by ゆき(ごんた) at 07:09Comments(0)

スーツを着たスーパーマン

今日は東京で仕事。

中央線の御茶ノ水駅で、電車に乗り込もうとしている小柄な女性とベビーカーには1歳くらいの赤ちゃん。
御茶ノ水駅は、ホームに3段くらいの階段があり、お母さんはベビーカーを持ち上げて階段を降りようとしていました。
危なくて、お手伝いしたかったのだけど、私もスーツケースを持っていて、お手伝いできません。

その時、お母さんの背後から、スーツ姿の男性が、ベビーカーを抱えてくれました。

少し照れながら、わりと無表情で。

すっごくかっこいい!!

終点の東京駅でも、同じようにさりげなくサポートするその姿を見て、ドキドキ。

奇跡を起こすスーパーマンは、すぐ近くにいるんだなぁと思いました。

私も小さな2人の子供と荷物を抱えて神奈川の実家に帰る歳、階段降りることができなくて、どこにあるかもわからないエレベーターを探しに行こうとしていたら、「持ちますよ」と、荷物を持って階段を降りてくださったスーパーマンに助けられて、涙が溢れたことを思い出しました。

胸を張って颯爽と去っていく姿を見ながら
心が温かくなりました。素敵な光景でした。  


Posted by ゆき(ごんた) at 17:19Comments(0)

今日は25年前に亡くなった父の命日です。
実家は神奈川県のため、長野に住んでいる私は平日に行くのは難しく、先週末にお墓参りをしてきました。

その後、録画していた「とと姉ちゃん」の最終回を観て(子供の頃に亡くなったお父さんが出てきて)、
ふと、父は今の私を見て、何を言うだろうかと考えました。

頑張っているねって言ってくれるだろうか
まだまだだねって言うだろうか
こんな事じゃだめだと叱るだろうか

2年前の春に、
体調が悪くて入院し、主治医から、「そのうち頸から下が動かなくなる。呼吸も自力ではできなくなる。」
と説明を受けてショックを受けた日の夜に、
父と並んでお笑い番組を観ている夢を見ました。

目が覚めて、温かな気持ちになっている自分に気づき、
自分が楽しいと思うこともそうでないことも楽しみながら生活しようと決意し、
自分の可能性をとことんまで信じて、知っている知識も駆使して生活をしました。
(ポジティブサイコロジーやレジリエンスももちろん使いました)

それこそ、必死でした。
恐怖を感じている暇はもうないんだ。
やるだけのことを楽しみながらやるんだ。


いつの間にか、服のサイズは3号(!)から9号になりました。
身体の痛みもなく、スムーズに歩くこともたまには走ることもできるようになりました。
仕事も以前のようにさせていただいています。

あの夜、父の夢を見て気持ちが切り替わった気がします。
あの夜以降、夢に父が出てくることはありませんが、
今夜あたり、久しぶりに夢で逢いたいなぁ。
「おとうさん、ありがとう」って、おかげで元気ですって
伝えられたら嬉しいです。  


Posted by ゆき(ごんた) at 00:47Comments(0)

感動した本

「ある日突然40億円の借金を背負うーそれでも人生はなんとかなる。」
http://www.amazon.co.jp/dp/4569825486

昨年レジリエンス講師になるためのセミナーでご一緒させていただいた
湯澤 剛さんが本を執筆されたとお聞きしたのは、7月中旬でした。


さっそく注文して手元に届いたのはいいのですが、
すでに読んだ方の感想に「一気に読んだ」との内容が。

まずい!今読むと仕事が滞ってしまうかも...と、読みたい気持ちを我慢し、
まずは目の前の仕事をし、夏休みで家にいる子供たちや家族へのサービスも行い、
やっと自分の時間が取れた先日、

泣きながら一気読みしました。

ご自身の体験を、言葉を飾らずに伝えているからなのか、心に響いてくる。
読んだ後は、放心状態。

生きる力をもらった感じがしました。
大切な方に読んでもらいたいなぁと思った本です。

長野市のある書店では平積みされていたのですが、
私が見たときはすでに残り1冊。(写真はその時のもの)
翌日にはなくなっていました。


  


Posted by ゆき(ごんた) at 00:52Comments(0)

いよいよセミナー

「ポジティブサイコロジーに基づくポジティブ組織論」セミナーを明後日(4月14日)に開催します。

仕事柄、より安全で、より効果が高く、より簡単で身につきやすく、しかも科学的な根拠がある考え方や技法をずっと探していました。

ポジティブサイコロジー(ポジティブ心理学)は、その想いにピッタリでした。

この数年、この心理学を学ぶために何度も東京に行きました。
それだけではなく、オーストリアやドイツにも学びに行きました。
この4月も3週連続して週末は東京で学んでいます。

何を学ぶかも大切ですが、誰に学ぶかということも、私は大切にしています。

ダニエラ ブリッカン氏は、その両方を満たしてくれました。

ただ、こんな風に東京に行かなければ学べないのは、残念なことでもありました。
誰もが東京で学べるわけではないと思っていたからです。

でも今回、長野市での開催に際しこころよくOKしてくださったブリッカン氏、資料の翻訳や開催についてのサポートをしてくださっている株式会社ユアパートナーの皆さん、チラシを置いてくださったり、勤務先で案内をしてくださったり、FBなどでシェアしてくださった友人の皆さんのおかげでセミナーを開催することができます。

本当にありがとうございます。

多くの方々にご参加いただけることになりました。
長野県外からご参加の方もいらっしゃいます。
組織の話にも関わらず、個人の方もお母さん方も、学生さんもご参加くださいます。


次回開催が未定なため、可能な限り参加を受け付けたいと思っています。
「今からでも参加したい」という方は、下記までご一報くださいませ。

キャリア&ライフ 小野 幸子 026-228-1196
※留守電になっている場合は、お手数でもお声を入れてください。後ほどお電話を差し上げます。












  


Posted by ゆき(ごんた) at 23:43Comments(0)

「ポジティブサイコロジーに基づくポジティブ組織論」セミナーのご案内

久しぶりのブログです。

ここ数年、大きな波が何度もありました。
それでもこうして元気に生活できることを
当たり前とは思わずに楽しみながら歩んでいけたらなぁと思っています。

その大きな波を乗り越えようとしていた2年前に「ポジティブ心理学」に出会いました。
ポジティブ心理学とは、充実感や幸福感、強みといった人間のポジティブな側面に焦点をあてることで、よりよい人生や組織の在り方を科学的に研究している、実証ベースの学問です。
最近は、テレビや本、雑誌でも特集が組まれているようなので、ご存知の方も多いのではないかと思います。
「レジリエンス」もポジティブ心理学の1分野です。

教えてくださったのは、ドイツ人の先生でした。もちろん通訳付き。
とても温かな人柄で、知識も豊富。受講者からのさまざまな疑問に丁寧に答えてくれたおかげで、違和感なくこの学問に夢中になりました。

どうにかしてポジティブ心理学セミナーを長野で開催できないか・・・・と思いお願いしたところ、
4月に東京でセミナーを開催することになっている先生からOKのお返事をいただくことができました。

今回は、企業や組織に焦点を合わせてたセミナーになっていますが、もちろん、家族、グループ、個人としてもお聞きいただけます。
高校生の娘も参加予定です。ママ友も参加予定。

是非多くの方のご参加をお待ちしています。

以下、ご案内文です。

キャリア&ライフ特別講演会
「ポジティブサイコロジーに基づくポジティブ組織論」セミナー

一人一人の充足感・幸福感が組織全体をポジティブに成長させる糧になります

ポジティブ・サイコロジーに基づき、組織の一人一人の充足感・幸福感が全体の成長にとって如何に大切かを学びます。
例えばカリフォルニア州立大の研究チームが行った調査では、幸福度の高い従業員はそうでない従業員に比べて
『生産性』が30%、『営業成績』が37%、『創造性』が3倍も高かった、という結果が得られています。
では、どのようにすれば個人の充足感・幸福感を高めることができるのでしょうか。
今回は数多くの企業への導入を行ってきた講師により、すぐに実践できるような事例と共にポジティブな組織を作るためのヒントをお伝えします。

講師:Daniela Blickhan (ダニエラ・ブリッカン) 氏
DACH-PP(ドイツ語圏ポジティブ・サイコロジー協会)議長、INNTAL INSTITUT(ドイツNLP研究所)代表
ドイツで20年以上心理セラピストとして活躍しベストセラーを含む多くの書籍を執筆。各国でも翻訳されている。
夫クラウスと共に1991年にINNTAL INSTITUTを設立、2013年にDACH-PP(ドイツ語圏ポジティブ・サイコロジー協会)を設立。
欧米や中国など多数の企業研修や医療現場への研修に日々奔走しつつ、欧州のPP普及に尽力している。
同時に昨年は大学にてポジティブ・サイコロジー修士号を取得し、現在は博士号の取得に向け研究を継続中。

*************** セ ミ ナ ー 開 催 概 要 *******************
●日  時: 4月14日(火) 18:30 ~ 21:00 (開場:18:10)

●場  所: 長野市生涯学習センター 大学習室3
         ※長野市大字鶴賀問御所町1271-3 TOiGO WEST 4F

●会  費: 5,400円(税込)
         ※お申込み後一週間以内に以下の口座への振込が必要となります。
          八十二銀行 長野支店 479194 キャリア&ライフ 小野幸子 (キャリアアンドライフオノユキコ)

●講  師: ダニエラ・ブリッカン氏 ※当日は逐次通訳が入ります(逐次通訳者:池島良子氏)

●お申込み・お問合せ: メールにてキャリア&ライフ小野宛てにお申込みください。
   メール:sakuitsu@nifty.com
**********************************************************************  


Posted by ゆき(ごんた) at 23:58Comments(0)

満願堂の芋きん

今長野市の東急で「満願堂の芋きん」が販売されています。
私はこの芋きんが大好きで、東急で販売されるという情報が
入ると必ずと言っていいほど、買いに行きます。

この芋きんを知ったのは、もう20年以上も前。
当時東京駅の近くで働いていた私は、
よく仕事の帰りに(時には仕事中でも)東京駅に隣接している大丸に
買い物に行きました。
混んでいる店内にひときわ長い列があり、その先にあったのが
満願堂の芋きんでした。

その頃父は病気で入院していて、
食欲が落ちている父を喜ばせたかった私は
芋きんを買って父に持っていきました。

父は好みがはっきりしていて、口に合わなければ、すぐに
食べるのをやめてしまうのですが、
芋きんを食べた時は、
「ゆき、これおいしいね」って言ってくれました。

自分が褒められたみたいでとても嬉しかった。

父が亡くなるまで何度買いに行っただろう。


父が亡くなり、私も芋きんを買わなくなってしばらくして、
長野に来て、芋きんのことはすっかり忘れていたのですが、
ある時、偶然東急で販売しているところに遭遇しました。

懐かしくて胸がいっぱいで、すぐに列に並びました。

あの頃のままの芋きんを
今は家族と親しい友人と一緒に食べることができて、
とてもうれしい。

ただ・・・購入してから24時間以内に消費しなければならないので、
たくさん買ったときは、何個も食べることになります。
ひとに渡すときは、すぐにその人の家に行かなければならないのが
大変。

いつも焦ってしまう(^.^)

今週水曜日までだそうなので、もう1回くらい買いに行こうかな。
(違っていたらごめんなさい)

  


Posted by ゆき(ごんた) at 17:30Comments(1)

週に1度の夕飯

「これから週に1回夕飯を作りに来ていい?」

急に年上の友人からそう提案されました。
半年ほど前のことです。

どうしてそんな提案をしてくれるのか不思議に思いながらも
ありがたく受けることに。
そしてそれから毎週友人は夕飯を作りに来てくれるようになりました。

夕方まで友人も働いているのに、仕事のあと私の家で子供達と
会話をしながら夕飯の用意をしてくれます。

私はというと、相変わらず夜まで仕事の毎日。

疲れた身体で家に帰ると、友人と子供たちの明るい笑顔、
「おかえりなさいっ」という声、それから温かな湯気立ちのぼる
夕飯。

嬉しくて、幸せな空間を作り出してくれる友人に感謝しつつも、
なぜここまでしてくれるのか不思議で仕方がなかった。

でもなぜか理由は聞けませんでした。


そんなあるとき、

何気ない会話の中で彼女が、
「遠くでどうしているのか心配しているよりも、直接関わっていたほうが
安心するの…」

そっか。
私はとても大きな心配を彼女にかけていたんだ。

彼女の言葉で初めて気がつきました。

2年ほど前、過労で少し体調を崩してしまった私を、
彼女はずっと心配してくれていたんです。

1人で仕事をするようになって数年。
1人で仕事をしているような気がしているだけで、
実際には、彼女を含め多くの方に支えられてここまでこれたことにも
気がつきました。


愛情溢れる彼女の存在は、私に大切なことを教えてくれます。

彼女のようなひとに、わたしもなりたい。




約1年ぶりの更新です。
お読みくださり、ありがとうございます。
この間、多くの方から「更新はいつ?」と声をかけていただきました。
つたない文章を待っていてくださる方がいることに感謝しつつ、
今後も無理せずゆるやかに更新していけたらと思います。

またこの春から事務所を移転いたしました。
詳しくは、HP(http://www.career-and-life.com/)
をご覧ください。

  


Posted by ゆき(ごんた) at 00:09Comments(0)

生んでくれてありがとう

「誕生日は普通、家族や友人に『おめでとう』って言ってもらいますよね。
でも、本当は生んでくれたひとに『ありがとう』って言う日なんですよ」

ある講座では参加者にスピーチをしてもらっています。
9月のある日、その日のスピーチ当番の人がみんなにそう語りかけました。

そのひとは、
自分にはすでに「ありがとう」と言える母はいないけれども、
誕生日を迎えるひとは、ぜひ自分の親に「生んでくれてありがとう」って
言ってください。
あなたが今ここに生きているのはお母さん、お父さんのおかげなのだから。
そうみんなに伝えてくれた。

このスピーチを聞いた時、ちょうど1週間後に誕生日を迎える私は、
「自分の誕生日には、実家の母に『生んでくれてありがとう』って言うね」
と約束をしました。

普段なにげなく使っている「ありがとう」という言葉。
母にもいつも何かあるたびに伝えている言葉。

でも・・・

誕生日当日、母に電話をした私は、
すぐに言うことができなかった。

いつものように雑談をし、いつものように笑いあって、
でも、その言葉がなかなか出てこない。

話し尽くして「じゃあね。」と言った母に、

「あのね、生んでくれてありがとう」

ようやく言うことができた。


母は、
「うん、元気に生活するんだよ。
ゆきが元気だと私は元気でいられるんだから」
と、いつも電話の最後に言う言葉をいつものように言っていました。

母は、私の言葉を特別な言葉としては受け取らなかったのかもしれない。
でも私はすっごい勇気をもって言った。


言ったあとは、温かい気持ちに満たされた。

言ってよかった。


誕生日は、一生懸命自分を生んでくれた日。

○さん、教えてくれてありがとう。
特別な誕生日になりました。


お読みくださり、ありがとうございました。
  


Posted by ゆき(ごんた) at 20:54Comments(4)

近所のスーパーマーケット

毎日のように利用しているスーパーのレジの女性が好きです。

歳は、50代半ばかな。

行くと必ず目を合わせ、満面の笑顔で
「まぁ、いつもありがとうございます。」
から始まって、天気の話をしたり、子供の話をしたり。

たった数分。もしかしたら1分くらいかもしれないけど、
とても親しく話をしてくださる。

レジが終わったあと、後ろを振り返ると、
やっぱりその人は、
満面の笑顔で、
「まぁ、いつもありがとうございます。」
私と同じように親しそうに次のお客さんとあいさつを交わす。

きっとどのお客さんともこのやり取りをしているのだろうなって思って、
温かな気持ちになる。

心を通わせるのに時間はいらないんだな。



この方のレジには他のレジよりも並んでいる人が多いような気がいつもする。

そして私も、この方のレジに並ぶのが大好きです。

忙しくさせちゃって、ごめんなさい。
でもまたあなたのレジに並ばせてください。
  


Posted by ゆき(ごんた) at 21:38Comments(2)

お弁当

小学1年になった息子は、まだ給食が出ません。

学校から帰ってから児童館へ行き、そこでお弁当を
食べるのですが、
保育園では給食だったため、ハハが作るお弁当を
食べたことがほとんどありません。

どんなお弁当なら喜んで食べてくれるのかも検討がつかず、
毎日悩みながら作っています。

今日、息子が家に帰るなり、
「ママ、お弁当おいしかったよ!とくにかぼちゃ!」
と言ってくれました。

嬉しいなぁと思っていたら、
娘がぼそっと
「かぼちゃの煮物・・・ものすごくしょっぱくておいしくなかったよ」

息子にお弁当を作っていたら、うらやましかったのか、
学校で給食を食べる娘も
「3時のおやつに食べるから私のも作っておいて」
と言って、息子と同じお弁当をおやつ代わりに食べていたのです。


きっと息子は気を使っておいしいって言ってくれたんだって
その時気がつきました。



いつか本当においしいお弁当を作れるようにがんばろうっと。
  


Posted by ゆき(ごんた) at 00:10Comments(0)

卒園

息子は今日、保育園を卒業しました。

そして今日、約10年通った保育園も保育園として最後の日でした。


上の子の保育園を探していた時、
家の近くにあった古くて小さな園庭がついた保育園に決めました。

古いところが良かった。
それぞれの歳の人数が15,6人でこじんまりしているところが良かった。
先生方の入れ替えが少なく、長く務めているところが良かった。

子供が具合悪くても研修やカウンセリング中であれば、
すぐに迎えに行くことができないことを理解してくださり、
いつも留守電に「お仕事のめどがついてからで良いですよ」と、
メッセージを入れてくださった。

下の子が麦アレルギーだったので、おかずを持って行ってたら、
「こちらで(小麦を使わない)別のメニューを出しますよ」
誕生会のケーキも、お米のケーキを買って持っていっていたら、
「こちらで準備します」

さまざまな場面で助けてくださった。

最終日の今日は18時30分まで。
ぎりぎりの時間に迎えに行くと、玄関はたくさんのお母さん。

そして子供たち。

それから、
何度も涙をぬぐいながら明るく振る舞う先生方。

お母さんたちも泣きながら最後のご挨拶。


今までは小学校にあがった子供たちが、保育園の先生に会いに
遊びに行くことができた。
先生も子供たちの成長を見守り続けることができた。
親である私もよく土曜日に保育園にお邪魔して先生方と
お茶をしたっけな。


さまざまな場面が、想いがよみがえって、あふれてきました。


10年間もの長い期間、安心と愛情をくださった園に感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。





ずっとブログをお休みしていたことで、何名かの方からご連絡をいただきました。
心配してくださってありがとうございました。
そして、ごめんなさい。
これからは、少しずつ書いていこうと思います。

これからもよろしくお願いいたします。










  


Posted by ゆき(ごんた) at 21:50Comments(2)

呼び名

長く付き合っている友人からふと、
「ねぇ、今まで私はあなたのこと『ゆきこさん』って呼んでいたけど、
他の人は『ゆきさん』とか『ゆきちゃん』とか『ゆき』って呼んでるでしょ。
『ゆきこさん』って他人行儀に呼ばれるの、本当はいやだった?」
って聞かれた。

意識してみると確かにそう。
その友人だけ私のことを『ゆきこさん』って呼ぶ。

いやだったかどうか...?

うん、いやじゃなかった。

だって、友人はいつもやさしい声で名前を呼んでくれる。
わたしが自分のダメな部分をさらけ出しても受け入れてくれる。

「いやじゃなかったよ」って言いながら、
小学生のころに読んだ赤毛のアンを思いだした。

確か、アンを引き取ったマリラは、
アンに自分のことを「おばさん」とは呼ばせずに、
「マリラ」と呼ぶように言ったっけ。
呼び捨ては失礼になるのではないかと心配したアンにマリラは、
「敬う気持ちがあれば失礼にはならない」って言っていた...ような気がする。
(少し違うかも)

友人は、いつもわたしに温かい気持ちで接してくれている。
だから、どんな呼び方でもいいんだと思った。

きっと呼び名が大切なんじゃなくて、その名前を言う時の気持ちが
一番大切なんだろうな。  


Posted by ゆき(ごんた) at 21:34Comments(0)

海と山

少し前になりますが、シルバーウィークに神奈川の実家に帰って、江の島に行きました。

子供たちは、初めて来た江ノ島の海に大興奮。
下の5歳児なんて、下着姿のまま海へダイブ。
着替えがないのに...。

そして、ふと横を見ると子供たちだけではなく、横須賀育ちの母も大喜び。
「海を見て育ったからね、私は山よりも海が好きなのよ!」

その言葉を聞いて、海を見ながら、私はどうだろうって思った。

長野の自然、山、空気、風。

そのどれも私は大好き。それははっきりしている。


そして、それだけではない。
海をしばらく眺めてわかった。

小さなころからいつも身近に感じていた海も、長野の山と同じくらい好き。

今までは年に1回くらいしか帰らなかった実家だけど、
これからはもう少し頻繁に帰ろうかな。  


Posted by ゆき(ごんた) at 17:19Comments(0)

万年筆

今月は私の誕生月。

友人から万年筆を頂きました。

父は万年筆を使っていたけれど、私は使ったことがありません。

インクの入れ方がわからず、プレゼントしてくれた友人に聞いて
やっと装着完了。

私は左利きで、ペンの持ち方、傾け方が右利きのひととは違うので、
今までなんとなく、万年筆を使えないと思っていました。

ペン先からインクが出てきてくれるか、恐る恐る紙に万年筆を走らせてみると...

あ、出てきた出てきた。
持ち方が違っていても、傾け方が右利きのひとと逆でも、力を入れなくても字が書ける。

嬉しくて、それから毎日仕事で使うようになりました。

でも先日、急に書けなくなった。
あれれ?壊れたのかな? 傾け方がいけなかったのかな?
いろいろ試してみて、しばらく悩んだ後、
万年筆を開けてみると、
インクカートリッジが空になっていただけでした。

そんなこともわからないくらい初心者だけど、
小さくyukiって彫ってあるこの万年筆をこれからずっと大切に使いたい。  


Posted by ゆき(ごんた) at 15:28Comments(0)

保健室での会話

小学生の娘は、なぜか毎日保健室に遊びに行っています。
先日、その保健室の先生から突然、
「あなたのお母さんのHP見たよ」
と言われたんだそうです。

「ねえ、そう言われた時、どんな気持ちになった?」
と聞くと、

「意外と嬉しかった」
とのこと。

参観日や運動会などの学校の行事にあまり参加していないハハのことを
話してくれる先生がいる。

それが娘にはとても嬉しかったんだそうです。

先生、ブログも見てくれているかな?

娘を幸せな気持ちにしてくださってありがとうございます。

この場を借りて御礼申し上げます。


  


Posted by ゆき(ごんた) at 22:35Comments(0)

手紙

夜、ふと昔の写真を見たくなって、押し入れの中をあさっていました。

すると、手紙の入った箱が出てきた。

その中の1通、東京で働いていた時の後輩から、
結婚して長野に行く私に宛てた手紙を読んでみると
隣同士の席で一緒に過ごした日々の出来事が
便せん6枚の中にたくさん綴られている。

意見が合わなくて衝突したこと。
電話を取る競争をしていたこと。
恋愛の話。
旅行先で泥酔して吐いた後輩と私が一緒に寝ていたこと。


家族よりも長く1日を一緒に過ごした毎日。
そして、離れる寂しさ。


懐かしい。



手紙の最後に、私の性格について書かれていた。

楽天的でこだわりが強くて根性なし...

なんだ、13年経った今の私と変わらないじゃん。

自分では変わって大人になったつもりだった。
まだまだ未熟ってことだ!


ひとりで笑って、なぜだか少しさみしくなりました。



お読みくださり、ありがとうございます。  


Posted by ゆき(ごんた) at 23:08Comments(2)